中央卸売市場の流通のしくみをご説明します。下の図をご覧下さい。
国内産地、水産会社・商社から中央卸売市場へ品物が集められます。集められた品物は主に「せり」にかけられます。卸売業者の「せり人」が売り手となり、仲卸業者・売買参加者が買い手となります。この売り手の卸売業務を三共水産は担っています。仲卸・売買参加者によってせり落とされた品物は、量販店、卸店を経由して一般消費者の食卓へ届きます。卸売業者は、生産者と消費者を結び、安心・安全な商品を流通する大切な役割を担っています。
開設者(静岡市中央卸売市場) |
農林水産大臣の認可を得て開設し、施設の維持管理及び業務の指導監督を行います。 |
卸売業者(三共水産) |
生産者・出荷者から委託または買付により集荷し、これを仲卸業者・売買参加者に販売する卸売会社で農林水産大臣の許可を受けて営業します。 |
仲卸業者 |
卸売業者が集荷した品物のセリ売り等に参加して、これを評価し買い取って市場内の店舗で小売商(売買参加者)や買出人に販売するとともに他の市場に分荷したりします。管理者の認可を得て営業します。
|
売買参加者 |
売買参加者は、管理者の承認を受けて卸売業者から買受け、消費者に直接販売する業者の方です。 |
|